アンチハリウッド!な映画部ブログ

アンチハリウッドな映画部メンバーによるハリウッド以外の映画の記録を綴るブログ。

偶然の出会いのような、出会い。「Jam Films 2」

映画監督たちが手がけた短編を収録したコンピレーション・オムニバス・フィルムの第2弾。 気鋭の映像クリエイター達が手がけた4作品「机上の空論」「CLEAN ROOM」「HOOPS MEN SOUL」「FASTENER」を収録。 その中から面白かった2作品を紹介します。 「机上…

誰もが心の中に明里がいるよね?「秒速5センチメートル」

あらすじと感想 さらに漫画版もおススメ あらすじと感想 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く………

待望の続編!ノスタルジーがすごすぎる・・・「T2 トレインスポッティング」

多感だった大学生時代に観て衝撃を受けた作品「トレインスポッティング」。20年の時を経てその続編が出ましたよ! 今回は「T2 トレインスポッティング」をご紹介します!

松田龍平が好演、コトバをもっと大事に使いたくなる「舟を編む」

Amazonプライムで宮崎あおい映画を探している時に見つけた「舟を編む」。 パッケージも予告編も地味であまり期待していなかったのですが、思った以上に良い映画でした!

ジム・ジャームッシュの描く武士道「ゴースト・ドッグ」

武士道を崇拝し「葉隠」を愛読するNYの殺し屋とイタリア系マフィアとの対決を描いたバイオレンスアクション。 ジム・ジャームッシュ監督作品。 「武士道」をアメリカ社会で解釈するとこうなる、というような映画。 ストイックなまでに武士道を実践する主人公…

或る夜の出来事

1934製作のアメリカ映画。 70年前ですよ、これ。 日本が槍ついてた頃、多分。 かなりおもしろかった。 古典物やしもう終わるんやろーなって思っても うまく終わりそうで終わらない。 やるやん、フランク・キャプラ 。 小切手のやり取りがちょっと粋で…

ミーハーではない!「2046」ウォンカーウァイの世界観は健在!

1960年代の後半、香港の古びたホテルに住むチャウ(トニー・レオン)は、それまで自分が接してきた女性たちとの思い出やこだわりを胸に、ある近未来SF小説『2046』を書き始めていく。それは、失われた愛を見つけることができるという“2046”へ向かう謎の列車…

どこまでが現実で脚色なのか?ニコラス・ケイジの「アダプテーション」

『マルコヴィッチの穴』のスパイク・ジョーンズとチャーリー・カウフマンのコンビが贈る自虐的な不条理コメディ。スランプに陥った人気脚本家が、予期せぬ事件に巻き込まれ悪戦苦闘する姿を描く。ニコラス・ケイジが双子の兄弟の二役を好演。 脚本家チャーリ…

完璧なるサブカル映画!松尾スズキワールド全開!「恋の門」

完璧なるサブカル映画の紹介です。笑 石で漫画(?)を描く自称「漫画芸術家」の松田龍平と コミケ界の女王でコスプレイヤーの酒井若菜のラブストーリー(?)。 感想ですが。。。おもしろすぎる! 松田龍平と酒井若菜のキャラがはまりすぎ。 特に酒井若菜の…

パリの街並みと芸術家とマリオン・コティヤール!「ミッドナイト・イン・パリ」

あらすじと感想 登場する芸術家 まとめ あらすじと感想 ウディ・アレン監督が、全編パリで撮り上げたロマンティックコメディ。

デボラ・フランソワがめちゃくちゃ可愛い!王道!『タイピスト』

(投稿日 2016年12月30日、更新日 2017年6月13日) 今回は、観ようと思いながら観れていなかった、すごくキュートなフランス映画をご紹介します!

ドラマ「カルテット」の動画を見る方法

TBSの火曜ドラマ「カルテット」、めちゃくちゃ面白いです。

停電でスマホも使えない!?本当に大切なもの・必要なものは何か「サバイバルファミリー」

矢口史靖監督の最新作、「サバイバルファミリー」を観てきました!

クリスティーナ・リッチがやわらかそう笑「バッファロー'66」

(投稿日 2016年11月30日、更新日 2017年2月16日)

サイケでシュールなサブカルアニメ!「TAMALA 2010」

(投稿日 2016年11月6日、更新日 2017年12月3日) 今回は、大学生時代に観て衝撃を受けたシュールなアニメ「TAMALA2010」をご紹介します!

切なく、ノスタルジックな大人のアニメ。「イリュージョニスト」

場末の劇場やバーで手品を披露していた老手品師のタチシェフは、スコットランドの離島にやって来る。この辺ぴな田舎ではタチシェフの芸もまだまだ歓迎され、バーで出会った少女アリスはタチシェフを“魔法使い”だと信じるように。そして島を離れるタチシェフ…

切なさ、味わい深さ。ラストの余韻にあり。「列車に乗った男」

銀行強盗を目論んだ中年男が、列車に乗って小さな町の駅に降り立つ。泊まる場所に困った彼は、元教授がひとりで暮らす屋敷に身を寄せる。男の計画を知った元教授は、その決行日が自分の手術と同じ日であると知り、ふたりには奇妙な友情を育まれる。 パトリス…

2017年こそ完全攻略!六甲ミーツ・アートを上手に回る方法

(投稿日 2016年12月11日、更新日 2017年9月24日) 僕は六甲ミーツ・アートというイベントの大ファンです。 関西以外の人にはなじみがないかもしれませんが、六甲ミーツ・アートとは、日本三大夜景の1つである神戸・六甲山上を舞台に六甲山の魅力や景観を活…

LUX、Super Rich!「BLOW DRY シャンプー台のむこうに」

全英ヘアカット選手権に意気込むブライアンの前に、10年前に恋人のサンドラと家出していた母・シェリーが帰ってくる。彼女はサンドラも含めた家族で大会に出ることを持ちかける。 家族愛をテーマにしたほのぼのストーリー。 ストーリー自体も王道で、 特に斬…

とにかく溜め息が出るほど美しい、緑と光の描写。「言の葉の庭」

「君の名は。」が絶好調な新海誠監督です。 君の名は。を見てすぐに、他の新海作品を観たくなって観た映画。 もう正直日本アニメを、新海監督をなめていました。 オープニングからその映像の、特に緑と光の描写に飲み込まれ、 「実写!?アニメ!?」と混乱…

UKっぽい、とてもUKっぽいドイツ映画。「レボリューション6」

15年前に仕掛けた爆弾。 その予期せぬ暴発によって、バラバラに生きていた6人は再び結集。 15年前の証拠となるビデオテープを消去するために動き出す。 一時流行りました、っていう感じの映画です。 トレインスポッティングやロックストックに近い感はありま…

未来を選べ。来年には続編も!!「トレインスポッティング」

トレインスポッティングです。 ちょうど大学入学したてで、感受性豊かなときに衝撃を受けた作品。 自身の青春時代とも重なってとにかく何回も観ましたね。 映像と音楽最高、ノリ・テンポ最高。 これ以降同じようなブリティッシュノリの映画が何本も上映され…

僕はなぜ、映画を観たり、それをブログに書いたりするのか

こんにちは。nhw01011010といいます。 簡単に自己紹介をすると、30代後半、家族構成は妻と娘が2人。企画・マーケティングが本業のサラリーマンをやっています。 ふと、タイトルにあるように、なぜ、映画を観たり、それをブログに書いたりするのか、何となく…

ローラが走る!そして映像も展開も交錯する!「ラン・ローラ・ラン」

「12時までに金を作らないと、殺される・・・」恋人からの電話を受けたローラ。 時間は後20分。10万マルクを工面するためにローラは走り出す。 個人的には大好きです。 実写映像とアニメが混在していたり、映像的に見てておもしろい。 アンハッピーエンドかと思…

「恋する惑星」のフェイ・ウォンの愛娘がデビュー!?

このブログでは「恋する惑星」の記事へのアクセスがいまだに結構あります。 nohollywood.hatenablog.com そこでふと、フェイ・ウォンって今いくつだ!?って気になって。。。 初めて恋する惑星を見たのが20年くらい前だし。。。 と思って、今何をしているの…

村上春樹、7年ぶりの本格長編が2017年2月に!

村上春樹の新作長編がついに来年発刊されるみたいです! ddnavi.com 実は私、大学時代に目覚めてからずっと村上春樹の大ファンなのです。 中編(?)のつくるくんを挟んで、本格長編は1Q84以来実に7年ぶり! 「1Q84」も良かったですが、「世界の終わり~」…

シュールで哲学的、言葉のシャワーに溺れろ。「Waking Life」

実写の映像をフルデジタルペインティングした映画。 その映像と、イギーポップ「the passenger」に惹かれる。 Walking Life Trailer HD 映像はとりあえずすごい。 単にデジタルペインティングしただけじゃなく浮遊感たっぷりの加工処理は見る価値はある。 内…

ジョナサン・リース・マイヤーズのセクシーさに酔え!「ベルベット・ゴールドマイン」

米国の若い新聞記者が、74年に起こした暗殺偽装騒ぎをきっかけに表舞台から姿を消したグラムのスーパースターの足取りを取材する。 グラムロック最高! ユアン・マクレガーが主演。 収穫はユアンより存在感あったジョナサン・リース・マイヤーズ。 めちゃく…

静かに、たんたんと「素敵な歌と舟はゆく」

実業家である母がサロンを仕切る郊外の大邸宅。生まれながらのブルジョアである父は、愛犬と執事を従え猟と鉄道模型に耽溺し、長男は毎日ボートに乗っているという、バラバラの家族をユーモラスに描いた人物スケッチ風コメディ。 うーん、フランス映画。 夜…

もっとやれる、がんばれ、まだ何とかできる…「アメリカの夜」

フランソワ・トリュフォーです。 映画撮影の日常をスケッチ風につづりながら、すべての映画を愛する人々に捧げられたトリュフォーの名作。タイトルの“アメリカの夜”とは、レンズにフィルターをかけて昼間の撮影でも夜のシーンに見せてしまうこと。それは即ち…