パリの街並みと芸術家とマリオン・コティヤール!「ミッドナイト・イン・パリ」
あらすじと感想
ウディ・アレン監督が、全編パリで撮り上げたロマンティックコメディ。
ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。そんな彼がある夜、0時を告げる鐘の音に導かれて迷い込んだ先は、芸術花開く1920年代だった! これは夢か幻かと驚くギルの前に、次から次へと偉人を名乗る面々と、妖艶な美女アドリアナが現れて・・・。
オープニングの数分はパリの街並みがずっと流れます。正直長いのですが、パリ好きの私にとっては思わず見入ってしまいました(笑
この時点で、すでにこの作品は好印象。
ストーリーはまあまあという感じですが、とにかく次々と芸術家が出てくるので、次は誰?というのが楽しみで。知らない名前もいくつかあったので、その都度ググってみて、へえ~と勉強になったり。
でもそんな芸術家よりも一番の注目は、主人公や多くの芸術家から愛された女優、マリオン・コティヤール!
美人過ぎない美人というか、独特の艶っぽい雰囲気を持った魅力的な女優さんですね!
登場する芸術家
スコット・フィッツジェラルド(トム・ヒドルストン)
&ゼルダ・フィッツジェラルド(アリソン・ピル)
アメリカ出身。作家。「華麗なるギャッツビー」ですね。
アーネスト・ヘミングウェイ(コリー・ストール)
アメリカ出身。作家。「日はまた昇る」「老人と海」
とにかく男前。
コール・ポーター(イヴ・エック)
アメリカ出身。作曲家。
ガートルード・スタイン(キャシー・ベイツ)
アメリカ出身。著作家。パリに画家や詩人たちが集まるサロンを開いた。
パブロ・ピカソ(マルシャル・ディ・フォンソ・ボー)
スペイン出身。画家。愛人が沢山いたらしい。
サルバドール・ダリ(エイドリアン・ブロディ)
スペイン出身。画家。エイドリアンがそっくりすぎ!
マン・レイ(トム・コルディエ)
アメリカ出身。写真家。シュルレアリスト。
ルイス・ブニュエル(アドリアン・ドゥ・ヴァン)
スペイン出身。映画監督。
トゥールーズ・ロートレック(ヴァンサン・マンジュ・コルテス)
フランスの画家。「ムーラン・ルージュ」のポスターが有名。
ゴーギャン(オリヴィエ・ラブルダン)
フランスのポスト印象派の画家。
エドガー・ドガ(フランソワ・ロスタン)
フランスの印象派の画家、彫刻家。
まとめ
展開のテンポがいいので、あっという間に見終わっている作品。パリの雰囲気が好きな人、ある程度昔の芸術家の知識がある人、が見るととても興味深く観れるのではないでしょうか。
古き良き、華やかさのある映画です。
★★★★★★★★(8)