母子の感動の物語「グッバイ、レーニン!」
あらすじと感想
激動の80年代末のドイツを舞台に繰り広げられるコメディドラマ。心臓発作による昏睡状態にあったため、ベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一の事実を知らない社会主義者の母親。ショックを与えることが命取りになることから、息子は事実を隠そうとする。
「家族愛」を描いたドラマですが、東西統一や社会主義国家の理想と現実といった歴史的背景がある分深みがあります。
前向きな嘘をつくシチュエーションはライフイズビューティフルに似てますね。秀作。
事実を知っっていたはずの母親が最後の建国記念日のVTRを見てるシーン、VTRの内容も含めて胸が熱くなります。
ヤン・ティルセンの音楽も映画に好く合っていたと思います。
ヒロインは「ツバル」のチュルパン・ハマートヴァ
ヒロインは「ツバル」のチュルパン・ハマートヴァ、やっぱり抜群に透明感あっていいです、この人。
★★★★★★★★★(9)
スポンサードリンク